同人誌やアフィリエイトなどで生計を立てて、社会に縛られることなく自由気ままに暮らす尾池拓司の前に一人の少女が突然現れる。なんと彼女は彼が書いた「サクラ」というキャラで、スケッチブックから飛び出してきてやってきたというのだから困ったことに。彼女との共同生活を送ることになった拓司この後どうなってしまうのか。
にいてんごパニック!
メーカー :STUDIO2.5
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女性が苦手なアフィリエイターが仮想キャラと共同生活
社会に縛られずに自分のしたいことで飯を食っている俺尾池拓司は、今日も充実した生活を送っている。
収入も十二分にありこのままでもいいやと思った俺に、突如日常が変わろうとするあの日がやってくるまではそう思っていた。
仕事が終わってゆっくりしているところに、魔法少女が変身してやってきたかのように彼女が登場してきたので思わずびっくり。
聞くとどうやら彼女は俺がスケッチブックに書いていたキャラ「サクラ」と全く同じ。元に戻す方法もわからないのでしばらくこのまま共同生活していくのですが、男性の設定も面白い。
女性が苦手という引き籠り体質なヲタクのような設定であるから当然彼女との共同生活を拒む。懸命で健気な彼女の説得に負けそのまま住むことになってしまうというあり得ない展開もいいですね。
管理人もついついこの設定を見ているだけで
「これなんてエロゲなの?」
って正直思ってしまいましたw
にしてもヲタクを連想させるような壁中にポスターが張られていたりと、質素な部屋でヲタクとメイドの共同生活って異様過ぎるだろって突っ込みたくもなりますね。
一番ウケたのがクリムゾンの同人誌でオナニーをしているところとか様々なヲタクネタを引っ張り出していたりと見ていて知っている方ならニヤニヤしてしまうポイントも。
そんな彼に対して平和な?生活が続くことがなく家を飛び出して彼女が連れ去られてしまうことや彼女がいる生活に対して葛藤を起こしているシーンなど様々なドラマありと波乱としている展開もいいですね。
ただ残念なのは、サクラのアニメマスクがジャケットに掛かれている髪型と若干異なることと、目が大きすぎてシャープでないので近くで見た感じ「ウルト○マン」に似ているなぁと思ってしまったのが残念。
シナリオや作品構成がいいなだけに重要なキャラ部分で部分でおろそかになっているのかなというのがありましたが、それを除くと2.5次元ワールドをイメージしたつくりになっているのでパラレルワールドを体験するように観ることが出来る点が評価できる作品ではあります。